
『第五人格』(Identity V)は、サバイバーとハンターに分かれて対戦する非対称型マルチプレイヤーゲームです。
ダークファンタジーの世界観とゴシック調のアートが特徴的で、各キャラクターが持つ個性的なスキルが戦略性の高いバトルを演出します。チームワークと心理戦が勝敗を左右する、緊張感溢れる対戦体験が楽しめます。
初心者の方でも安心してプレイできるよう、ゲームの基本ルールから実践的な戦術、おすすめキャラクターの選び方まで、わかりやすく攻略のポイントを解説していきます。
ゲームの基本システム
このゲームでは、サバイバーとハンターに分かれて対戦します。
サバイバーの目標は、マップ内に設置された暗号機を5台解読してゲートを解放し、安全に脱出することです。一方、ハンターの目標は、サバイバーを追跡し捕獲して全員を脱落させることです。
勝敗の判定
- サバイバー勝利:3人以上が脱出
- 引き分け:2人が脱出
- ハンター勝利:1人以下の脱出
基本的なゲーム展開
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暗号機の解読作業:サバイバーは、まず暗号機を5台解読する必要があります。解読中はハンターに発見されやすいため、周囲の状況に注意しましょう。
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チェイス(追いかけっこ):ハンターに発見されたサバイバーは、逃げ回って時間を稼ぐ「チェイス」を行います。窓枠や板を利用してハンターとの距離を稼ぎましょう。
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仲間の救出:仲間がハンターに捕まりロケットチェアに拘束された場合、他のサバイバーが救助に向かいます。救助のタイミングや方法が勝敗を左右します。
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脱出作業:暗号機を5台解読するとゲートが開放可能になります。ゲートを開けて脱出を目指しましょう。
サバイバーの攻略テクニック
- 解読の最優先:ゲーム開始直後は、各サバイバーが異なる暗号機を解読することで効率的に進められます。
- チェイステクニック:ハンターに追われたら、**窓枠や板を活用して逃げましょう。**特に板は、ハンターを一時的にスタンさせることができます。
- 救助の最適タイミング:仲間が拘束されたら、残り時間を確認しつつ救助に向かいます。早すぎる救助は再度捕まるリスクがあり、遅すぎると脱落してしまいます。
- コミュニケーション活用:定型文チャットを使って、仲間に自分の状況やハンターの位置を伝えましょう。連携が勝利の鍵となります。

チュートリアル以外の重要な基礎知識
初心者の方が見落としがちなポイントをまとめました。
練習モードの効果的な活用
練習中に他のプレイヤーに迷惑をかけることが心配な場合は、**「トレーニングモード」**を利用しましょう。このモードでは、他のプレイヤーに影響を与えずに練習できます。
練習モードの利用手順:
- ロビーで「日記を読む」をタップ。
- 「シナリオを作る」を選択。
- 「シングルトレーニング」を選び、サバイバーまたはハンターを選択。
- 右下のボタンでマップを選択し、赤いボタンをタップして開始。

デフォルトではハンターが選択されているため、サバイバーで練習したい場合はサバイバーを選択してください。終了する際は、左上の歯車アイコンをタップし、右下の「対戦を退出」を選択します。
解読作業の重要性
サバイバーの主な目的は、暗号機を5台解読してゲートを開放することです。解読はゲーム進行の鍵となるため、積極的に取り組みましょう。
- サバイバーは解読を最優先に行動する。
- ハンターは解読を妨害することが主な役割。
- 救助やチェイスは、他のサバイバーが解読する時間を稼ぐための行動。
ハンターは、暗号機の近くでサバイバーを拘束したり、補助特質の「監視者」を暗号機の近くに配置することで、解読の妨害が効果的です。
チェイスの基本要素
ハンターに発見されたサバイバーは、チェイスを行い時間を稼ぎます。チェイス中は以下の点に注意しましょう。
- 逃走ルートの確保:窓枠や板を活用してハンターとの距離を広げる。
- 恐怖の一撃への対処:窓や板を乗り越える際、ハンターの攻撃を受けると**「恐怖の一撃」**となり、一撃でダウンしてしまいます。

チェイスの目的は、ハンターから完全に逃げ切ることではなく、他のサバイバーが解読する時間を稼ぐことです。
救助作業のコツ
仲間がロケットチェアに拘束された場合、適切なタイミングで救助に向かうことが重要です。救助の際は以下を心がけましょう。
- 最適タイミング:拘束されてから約30秒以内に救助する。早すぎる救助は再度捕まるリスクがあり、遅すぎると脱落してしまいます。
- 人数配分:救助には基本的に1人で向かい、他のサバイバーは解読を続ける。

初心者向けサバイバー推奨キャラ
ハンターの攻略戦術
- サバイバーの進行阻害:暗号機の解読を妨害し、サバイバーを捕まえましょう。
- キャンプ戦法:サバイバーをロケットチェアに拘束した後、近くで待機して救助に来たサバイバーを狙う戦術です。
- 存在感の蓄積:サバイバーに攻撃を当てることで「存在感」が溜まり、スキルが強化されます。積極的に攻撃を当てていきましょう。


内在人格(能力システム)について
『第五人格』(Identity V)における「内在人格」とは、サバイバーやハンターの能力を強化するためのスキルツリーシステムです。
プレイヤーは試合で得た経験値を使用して内在人格を解放し、キャラクターの性能を向上させることができます。
内在人格の基本構造
- スキルツリー:内在人格は、複数のスキルが枝分かれしたツリー状の構造を持っています。プレイヤーは自身のプレイスタイルや戦略に合わせて、スキルを選択的に解放していくことが可能です。
- ポイントの獲得:試合をプレイすることで経験値を獲得し、一定量の経験値が溜まると内在人格のポイントを得ることができます。このポイントを使用してスキルを解放します。
- リセットと再配分:内在人格のスキル振り分けは、いつでもリセットして再構築することができます。新たな戦術を試したい場合や、別のキャラクターを使用する際には、適宜スキル構成を見直しましょう。
サバイバーの内在人格カテゴリ
サバイバーの内在人格は、主に以下の4つのカテゴリに区分されます。
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「危機一髪」カテゴリ:仲間の救援やサポートに特化した能力が配置されています。救助実行時に被救助者に無敵状態を付与する「危機一髪」などが代表例です。
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「割れ窓理論」カテゴリ:追跡回避能力を強化するスキルが中心となっています。窓や板の乗り越え後に移動速度がアップする「割れ窓理論」などが含まれます。
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「中治り」カテゴリ:ゲーム後半での生存能力を向上させるスキルが揃っています。全暗号機解読完了時に自分と味方の体力が回復する「中治り」などが典型例です。
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「受難」カテゴリ:情報伝達や解読効率の向上に関するスキルが集められています。味方が捕獲された時に全プレイヤーに警告する「受難」などがあります。
これらの能力を適切に組み合わせることで、サバイバーは各自の戦術や得意分野に応じた能力向上を実現できます。
ハンターの内在人格分類
ハンターの内在人格についても、以下の4つの分類に整理されます。
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「怒り」分類:サバイバーの妨害活動への抵抗力を向上させる能力が含まれています。サバイバーの脱出成功時における硬直状態の回復速度を向上させる「怒り」などが該当します。
- 「閉鎖空間」分類:サバイバーの移動経路を制限する能力が主体となっています。窓の通過後に一定期間その窓を使用不可能にする「閉鎖空間」などが代表的です。
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「アナウンス」分類:サバイバーの居場所を特定しやすくする能力が配備されています。脱出ゲート起動時に全サバイバーを5秒間可視化する「アナウンス」などが含まれます。
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「凶暴」分類:攻撃性能や存在感の蓄積効率を高める能力が集約されています。攻撃成功時に存在感の追加獲得が可能な「凶暴」などがあります。
ハンターはこれらの能力を戦略的に使用することで、サバイバーの活動を効率的に阻害し、ゲームを優位に進行できます。
内在人格の戦術的活用法
- 個人戦術に基づく構築:各自の得意な戦法や担当役割に合わせて、最適な能力を選択しましょう。例えば、救助を専門とする場合は「危機一髪」分類の能力を重点的に習得するなど、専門性を活かした能力構成が効果的です。
- ゲーム状況に応じた再編成:**内在人格は各ゲーム開始前にリセット・再構築が可能です。**相手チームの特徴やマップの性質を考慮して最適な能力編成を選択し、状況に応じて柔軟に調整しましょう。
- 複数能力の連携活用:**単独の能力ではなく、複数能力の組み合わせによる相乗効果を追求しましょう。**例えば、「割れ窓理論」と「膝蓋腱反射」を併用することで、追跡回避時の機動性を劇的に向上させることができます。

まとめ

『第五人格』は、チーム連携と戦略立案が勝敗を決める対戦ゲームです。
基本システムや戦術を習得し、味方との協力を通じて勝利を掴みましょう。
さらに、運営側が継続的に実施するイベントや新規キャラクターの実装など、常に新鮮な要素が追加されていますので、公式情報やプレイヤーコミュニティを定期的に確認して最新動向を把握してくださいね。
