武侠世界を舞台にしたMMORPG**「ブレイドアンドソウル2」**(PC / iOS / Android、以下ブレソ2)が2023年8月23日に正式サービス開始しました。
本作は2014年から続くPC版「ブレイドアンドソウル」の正統後継作で、スマホとPC両対応のクロスプラットフォームタイトルです。
本記事では、ブレソ2の序盤攻略情報をまとめて紹介します。基本情報も含めて掲載しているので、これからプレイを始める方や進行に迷っている方はぜひ参考にしてください。
「軽功」システムの習得が冒険の第一歩
PC版「ブレイドアンドソウル」から時を経た東洋ファンタジー世界で、キャラクター作成後に最初に学ぶべき重要技術が**「軽功」**です。チュートリアルでは、美麗なグラフィックで表現された風景の中で、親友アランから伝統的な移動アクションである軽功の操作方法を習得します。
この軽功システムは前作から受け継がれた核心的な移動手段であり、広大なフィールドを効率的に探索するために必要不可欠なスキルとなっています。


軽功の種類はストーリー進行に伴って段階的に増加し、新技術習得時には詳細な使用方法の説明があるため、必ず覚えておきましょう。
フィールドには軽功なしではアクセス不可能なエリアが存在し、「業績」システムではランドマークや石碑の発見で貴重なアイテムを獲得できます。気になる場所を見つけたら積極的に探索してみましょう。
軽功が充実した段階で、**マップ上の未探索地点(?マーク)**を巡回するのも効果的な攻略法です。


軽功習得と基本戦闘を学んだ後、舞台は武術大会へ移ります。決勝でアランと対戦中、主人公は謎の力で変貌し暴走してしまいます。
アランの助けで事態は収束しますが、会場は破壊され大会は中止となり、主人公は名誉回復のため住民への奉仕活動を行うことになります。


武術大会では全武器種の試用が可能です。本作では武器変更により戦闘スタイルが完全に変化するため、各武器を実際に使用して自分に最適なものを選択しましょう。特に射程距離と固有の「特化武功」の使用感を重点的に確認することが重要です。


ブレソ2のストーリーは章立て形式で進行します。武術大会決勝までが「序幕」、住民依頼から「1幕」開始ですが、そこから急展開が待っています。
冒険者支援組織「霊交院」総長ポルポルとの出会いやアランの隠された秘密の発覚など衝撃的な展開を通じて、主人公は自身の正体に迫っていきます。

重厚で情報量の多いストーリーですが、ムービーを効果的に挟んだテンポの良い進行で展開されます。序盤はサブクエストも限られているため、メインクエストを中心に物語を楽しみながらゲーム世界に慣れ親しんでいきましょう。


オート機能で快適プレイ – 移動・狩りはすべて自動化
ゲームの基本はクエスト受注と達成による報酬獲得。画面右上のクエスト表示をクリックするだけで目的地への移動が自動化され、必要に応じて戦闘も自動実行されるため、迷子になる心配がありません。
MMORPGの定番であるクエスト受注・達成・報酬獲得の流れはそのままに、自動移動と自動戦闘機能を搭載。画面右上のクエスト表示をクリックするだけで、キャラクターが自動で目的地に向かい、必要に応じて戦闘まで行います。

時間がないときは自動狩りモードで効率的に稼ぎましょう。雑貨商人から初級回復薬を大量購入しておくのがコツです。ブレソ2では初級回復薬の自動使用機能があり、体力が設定した割合以下になると自動で回復してくれるため、放置プレイには欠かせません。
攻撃速度20%アップのギョウザも雑貨商人で入手可能。バフアイテムはショートカットに登録後、下スライドで自動使用設定にしておけば、効果が切れたタイミングで自動補充されます。狩り効率に直結するので積極的に活用しましょう。

アイテムには重量制限があり、所持重量が上限の70%を超えると生命力・内力の自然回復が停止、90%を超えると走行不可になります。アイテム大量購入時は注意が必要です。
ただし重量計算は簡単。購入画面で購入後の総重量を確認しながら個数を調整できるため、自動狩り用の初級回復薬なら自然回復が維持される「69.9%以下」で購入するのがおすすめです。

キャラクター成長にはレベル上げ以外にも、武功(スキル)習得・強化、剣訣による能力値向上、装備強化などがあり、いずれも特定アイテムが必要です。本格的な育成を目指すなら、放置狩りに加えて定期的に出現するフィールドボス・ネームドボス討伐や「イルの砂時計」でのアイテム収集、毎日の「依頼任務」クエストも積極的にこなしましょう。

武功は「武功書」で習得可能。一部はエピッククエスト(メインストーリー)のクリア報酬で入手できるため、まずはそちらを優先しましょう。拠点の武功商人からも購入できますが序盤では高額なので、強化する武器を決めてから無駄なく進めるのがおすすめです。
武功が揃ってきたら、自動戦闘で使用する「アクティブ武功」を慎重に選択しましょう。複数の敵に同時に囲まれる状況が頻発するため、範囲攻撃スキルを組み込んでおくことを強く推奨します。

戦闘で倒れた場合、少量の経験値を失い、まれに装備品をドロップすることがあります。ただし、24時間以内であれば費用を支払って回収可能なので、過度に心配する必要はありません。


ボス戦攻略の鍵は攻撃パターンの理解
オート機能が充実しているということで,ブレソ2をカジュアルなゲームだと思うかもしれないが,そうではない。ボス戦を体験するとその評価は一変するだろう。
序盤のボスであれば,攻撃はオート機能に任せて,敵の攻撃を手動による移動で回避するだけでなんとかなる。しかし,1幕の終盤辺りになると,回避や武功などのアクションを手動で操作しないと撃破は難しくなってくる。
ボス戦が困難な理由は主に2つ。まず攻撃力の高さです。一撃で体力半分を失うこともあり、回復薬の自動使用では追いつきません。相手の攻撃パターンを覚え、確実に攻撃・回避できるタイミングを狙う必要があります。アクティブ武功の自動使用ではクールタイム次第で発動するため、精密な戦闘は困難です。
もう一つは耐久力の高さ。アクティブ武功だけでは火力不足で、回避し続けても討伐に時間がかかり、途中でミスして敗北するリスクが高まります。

ボス攻略の鍵は**「ソウルパリィ」**(特化武功・[E]キー)です。敵の特定攻撃を受け止めつつ強烈な反撃を行う攻防一体技で、強力なボスを短時間で倒すには必須です。
使い方は以下の通り:まず敵の攻撃パターンを観察し、緑の予兆エフェクトが出る攻撃を確認。画面に「合」マークが表示されるタイミング(攻撃発生時)で特化武功を発動します。成功すると通常攻撃ボタンが光るので、[Q]キーまたはアイコンを連打して追撃。この追撃は高火力なので、数回成功すれば敵を倒せます。


武器によって特化武功の効果は変わりますが、ソウルパリィのタイミングは共通です。ボス戦で敗北してもペナルティはなく、その場で即座に再戦可能なので、何度でも挑戦してタイミングを習得しましょう。
ソウルパリィは緑エフェクトの攻撃にのみ有効で、それ以外では追撃が発生しません。色の確認を怠ると特化武功が不発し、大ダメージを受ける危険があります。
青エフェクトの「見」攻撃には、[S]キー2度押しまたは後方移動アイコンでバックステップを合わせることで、ソウルパリィ同様に追撃可能です。赤エフェクトの「殺」攻撃は防御不可能なため、すぐに攻撃範囲から脱出する必要があります。
どのボス戦とも初見では苦戦しましたが、即座に再戦できるため心が折れることなく試行錯誤を楽しめました。
今回は攻略法の確認のため、ストーリー進行中に入手した装備のみで挑戦しましたが、しっかり準備すれば難易度は大きく変わりそうです。特に重要なのが、ブレイドアンドソウルシリーズの伝説的人物の**「ソウル」**を武器にセットできる本作独自のシステムです。
初見時はチュートリアルのソウル1個のみで挑み、ソウルパリィを決めてもソウルパリィゲージ(0で敵気絶)があまり削れず、討伐に時間がかかりました。ゲージ減少量は各ソウルの「ソウル合撃力」で決まるため、1個では不足だったようです。複数ソウル装備のキャラで再挑戦すると、一撃で気絶を奪え、格段に楽になりました。


ソウルを活かしたビルド構築は、上級者を目指すなら必須要素です。ゲーム序盤では「ソウルの破片」(25個でソウル召喚可能)を少量入手する程度でビルドまで考える必要はありませんが、後々重要になることは確実です。


ブレソ2は、スマホで快適にプレイできる充実したオート機能と、豊富なコンテンツや手応えのあるボス戦という、一見相反する要素が見事に融合したバランスの取れた作品です。特にボス戦はアクション要素が強く、本格的なアクションゲームと呼べるほどの作り込みが光ります。本記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ一度体験してみてください。
